Cambridge Quantum、米州開発銀行およびモンテレイ工科大学 と提携し、量子耐性のあるブロックチェーン開発技術を提供

Cambridge Quantum、米州開発銀行およびモンテレイ工科大学
と提携し、量子耐性のあるブロックチェーン開発技術を提供

Cambridge QuantumのIronBridgeプラットフォームによる耐量子鍵を使用し、ブロックチェー
ンデータを保護

2021年7月2日
Cambridge Quantum(CQ)は、米州開発銀行(IDB)およびメキシコ合衆国・モンテレイ工科大学(TEC de Monterrey)と共同で、耐量子ブロックチェーンの実装に関する論文を発表しました。(https://publications.iadb.org/en/quantum-resistance-blockchainnetworks)この度の実装では、CQの量子鍵生成プラットフォーム「IronBridge」を用いてブロックチェーンの安全性を確保し、LACChainネットワーク上(https://www.lacchain.net/home?lang=en)における実証実験にも成功しています。

量子コンピューティングの脅威からブロックチェーンを守るには、次の2点に関して機能強化が必要となります。1点目は、わずか5~10年で量子コンピュータに破られてしまう脆弱なアルゴリズム(ECDSAなど)ではなく、耐量子性の高い暗号アルゴリズムをブロックチェーンで使用する必要があるということです。

2点目は、ブロックチェーンの取引において署名に使用される鍵は、不正な取引を防ぐために、現代の攻撃者だけでなく、量子的な知識のある将来の敵にとっても全く予測できないものである必要があるということです。この2点目に関しては、CQの量子鍵生成プラットフォーム「IronBridge」を使用して実現することが可能です。IronBridgeは、世界で唯一、完璧であることが証明可能かつ予測不可能な暗号鍵を提供しています。

IronBridgeはブロックチェーンの基礎となるエンジン(今回は、Ethereum)に変更を加えることなく、防御策をブロックチェーンに追加することが可能です。これは、IDBにとって重要な要件であり、耐量子技術が既存のインフラストラクチャーといかに容易に統合できるかを示すものでもあります。そのため、このプロジェクトで示される対量子化のアイデアは、任意のブロックチェーンに適用可能です。

IDBが発表した論文(ArXivプレプリントライブラリ(https://arxiv.org/abs/2106.06640)にも掲載)に記載されている技術的詳細に加えて、CQはウェビナーを通じ、この技術が完全にランダムな暗号鍵を提供し、いかなる攻撃者にも完全に予測不可能であることを実現したかを説明します。

以上

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